日本一周の為に、軽バンをDIYしています。
土台と棚は制作が完了しましたので、今回は上(デッドスペース)を有効活用するべく、軽バンの改造をしていきます。
制作するにあたって考えた事は、2つあります。
・車体に穴を開けない事
・小物がおけるスペースを作る
この2つを意識して制作を行いました。
前回でもそうでしたが、僕は車体に穴を開けたくない派の人間です。
同じような気持ちの方は、是非参考にして下さい。
○前回の記事はこちら
【軽バンDIY】エブリィを1人旅日本一周車中泊仕様にする!棚とテーブル制作編
それでは、詳しい手順について説明します。
初心者の制作時間の目安と使用工具
制作時間の目安
・カット〜塗装まで:半日
・組み立て:半日
※1人で制作した場合
今回は1日あれば、十分に制作することが可能です。
後部座席上のスペースでは「イレクターパイプ」を使用するので、容易に組み立てることができます。
その他のスペースもほとんど端材で完結するので、時間はそれほどかからないです。
使用工具
・丸のこ(ノコギリでも可)
・インパクトドライバー
・ジグソー(なくても可)
・グラインダー(なくても可)
・パイプカッター
今回は先ほども説明した通り、「イレクターパイプ」を使用しますのでパイプカッターが必要になります。
ジグソーとグラインダーはお好みでご使用ください。
曲線カットやバリ取りに使用するので、なくても加工は可能です。
車内スペースの活用方法
図の赤色と青色については下記の通りです。
赤色:棚を作成し小物がおけるようにする
青色:イレクターパイプを使用し、物置を作成
それでは、詳しい手順について解説していきます。
使用する材料
今回使用する材料は、3箇所に分けて説明します。
○左側の棚
・木材(1バイ材)
・100均の壁掛けの網
・固定具(L型金物・M6サイズのネジ)
○右側の棚
・木材(1バイ材)
・細い木材
・固定具(L型金物・M6サイズのネジ)
○中央スペース
・イレクターパイプ(120cm×2 45cm×3)
・イレクターパイプを固定する専用のもの
・布や網等
材料はこの通りです。
木材に関しては、ホームセンターで「切れ端下さい」と言えばもらえると思います。
僕の場合は、貰えました。
後は、イレクターパイプですね!
これは、ホームセンターで売っています。
ネジに関しては全てM6サイズですので、お間違えのないように、、、
それでは、各箇所の制作に移りましょう。
収納スペースの制作手順
左側の棚作成
左側の棚の完成形はこのような形になります。
僕も、制作前までは、この上のスペースをどう有効活用しようかと迷いましたが、試行錯誤の結果このような形になりました。
ちょうど、タンブラーや小物などがおけるスペースになっています。
留め方は至って単純です。
車体に元々空いている穴(サービスホール)を使用しています。
ただ、ここで注意点が1つあります。
後方のサービスホールは、ねじ切りがされていない為、M6のボルトが入りません。穴を少し拡張するとネジが差し込めます。
ねじ切りされていないので、穴を拡張しないと行けないんですよね。
僕が今回使用した工具は、100均のやすりです。
このような、物になります。
これで、穴を拡張すればネジが入りますので、近くの100均に行ってみてください。
不安な方は、ちゃんとした工具もありますので、こちらを使用されるといいです。
L型の金物を取り付けたら、木材を取り付けて完成となります。
ちなみに、白い網の部分は釘を曲げて固定しています。
少々雑っぽさが出ましたが、1人なので気にしません。笑
網自体は、ペンチで切断することができますよ。
材料さえあればすぐに完成します。
右側の棚作成
両方とも同じでも良かったのですが、遊び心を入れて少しテイストを変えてみました。
基本的に、作成手順は同じです。
材料・穴あけの加工は左の棚と同じです
ここに関しては好みなので、好きにしてもらったらいいと思います。
僕の場合は、細い角材を釘で2つくっつけて、落下防止の枠を作りました。
高さにすると4cm程度だと思います。
ここはほんとに「小物入れ」って感じになりました。
枠についてるカゴも釘を曲げて固定しています。
意外と作れば、スペースを有効活用できますよ!
中央スペースの収納を作成
このような感じになります。
上に、ちょっとした物を収納できるようになりました。
パイプは計5本使用しております。
・120cm×2(少しカットが必要です)
・45cm×3
ジョイントに関しては、下記の通りです。
・直角ジョイント×4
・両端のパイプを止めるジョイント×4
・真ん中のパイプジョイント×2
どれもホームセンターで購入できます。
縦の長さに関してはお好みですが、横の長さに関しては120cmを購入して、少しだけカットが必要になります。
ホームセンターでカットできるところもありますが、自分で切った方がやり直しがきくので、自分でやることをオススメします。
両端はこのようになっています。
ここの部分はねじ切りがされている為、M6のネジがあれば留めることが出来ます。
イレクターパイプを使えば簡単に取り付け出来ますよ。
○イレクターパイプを使用するメリット
・加工が容易
・取り付けが容易
・低コスト
そんなに値段も高くないんですよね。
これを作るのに2000円もかかってないです。
さらに作るのも簡単なのでオススメですよ!
ちなみに下の受けの部分は、不要なカーテンを適当な長さに切って、結束バンドで固定しただけです。
ここは好みなので、網目状のものでもいいですし、他で代用することも可能です。
強度ってどうなの?
先ほどの写真のような状態で走行しましたが、ものが落ちる事はなかったです。
悪路を通ってないので、その場合はなんとも言えません。
しかし、一般道を走行する分には問題ないでしょう。
強度はどうなの?この点に関しては、下記のような感じになります。
○両側の棚の強度
手で触った感じは、あまり重いものは乗せない方が良い。
小物なら何も問題はなし。
○中央スペースの強度
イレクターパイプに関しては強度抜群。
下の受け次第で、耐荷重は変わってくる
僕が感じた点は、こんなところですかね。
どちらに関しても、そんなに重いものを置く事はないと思うので、大丈夫でしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は「上の空間を有効活用したい」というテーマで制作に取り組みました。
意外と小物の収納スペースには困る事が多いので、個人的には作って良かったです。
上の空間に何もないと、車内も少し寂しい感じになります。
今回の制作は簡単なので、是非制作してみてください。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。
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