日本一周の為に、軽バンをDIYしています。
土台とベッドの制作が完了しましたので、棚の制作に取り掛かります。
棚を制作するにあたりイメージした事は3つあります。
・作業・食事用のスペースを作る
・ポータブル電源の収納スペースを作り、隠れるようにする
・車体に穴を開けずに取り付ける
今回の制作でのポイントは「車体に穴を開けずに取り付ける」というところです。
僕自身、どうしても車体に穴を開けるのが嫌でしたので、穴を開けずに棚を作ろうと考えました。
同じような気持ちの方もいるのではないでしょうか?
「車体を傷つけたくない」という方は、是非参考にして下さい。
前回までの制作過程は、下記の記事にまとめておりますので、気になる方は参考にして下さい。
✔︎あわせて読みたい
・【軽バンDIY】エブリィを1人旅日本一周車中泊仕様にする!すのこベッド制作編
・【軽バンDIY】エブリィを1人旅日本一周車中泊仕様にする!土台制作編
それでは、詳しい手順について説明してきます。
初心者の制作時間の目安と使用工具
制作時間の目安
・カット〜塗装まで:半日〜1日
・組み立て:半日
※1人で制作した場合
車の形状が曲線な為、細かい調整をしているとカットにどうしても時間がかります。
ホームセンターで曲線カットをしてくれるところもありますが、しっくりこない場合もありますので自分でやることをオススメします。
「直線でも大丈夫」という方は、ここまで時間はかかりませんので、1日もあれば完成すると思います。
使用工具
・丸のこ(ノコギリやでも可)
・インパクトドライバー
・ジグソー
・グラインダー
曲線カットがありますので、ジグソーは必須ですね。
また、グラインダーがあれば細かい調整が可能ですので、今回はこの2つが大活躍します。
僕の場合は、ホームセンターで借りて制作しましたが、ない場合は購入された方が作業はスムーズです。
棚とテーブルの構造を考える
現状はこのような感じになっております。
後方の両サイドに棚を作成したいので、イメージとしては下記の画像のようになります。
単純に両サイドに棚を作る感じです。
高さに関しても、赤線ぐらいの高さまでしか作りません。
土台制作の段階で、棚の作成を考え右側のスペースを広くとっていました。
そのため右側のスペースが広いので、下にポータブル電源を置いて隠すようにします。
その上に、作業・食事用のスペースを作るような感じです。
それでは、制作に移ります。
軽バンDIY棚兼テーブルの制作
完成形はこのような形になります。
今回使用する材料は、下記の通りです。
・1×4材 6F 約1820mm 1本 (300円)
・NONJAS合板1枚 (1180円)
・お好みで細い木 (棚の受けの部分)
→ホームセンターの廃材でも可能だと思います
今回はこちらの材料を使用し、棚を作成していきます。
低価格で抑えることを目標としておりますので、僕の場合は土台とベッドのあまりで作成しました。
新しく制作する場合は、上記の材料で棚は作成可能です。
左側の棚の制作
左側はこのような感じになっています。
構造はどのようになっているかというと、板の下の部分は切り口を作って土台に乗せる感じにしています。
切断に関しては、一度ダンボールで型取りをしてから切断すると、効率よく組み立てる事が出来ます。
縦の板を固定する方法は、元々空いている穴を利用して、L型の金物で4箇所固定しています。
金具を留める方法2つ
・ネジ切りで穴を拡張し、M6のボルトで固定する
・石こう用ボードの打ち込み材料を使用し、ビスで固定する
基本的にはこの2つになるかなと思います。
エブリィには、穴は空いていますが、ネジ切りはされていません。
穴を拡張する方法も考えましたが、今回は石こう用ボードの打ち込み材料を使用することにしました。
ねじ切りを使用するのであれば、こういった工具が必要になります。
この工具で、M6サイズに穴を拡張すれば取り付けは可能ですので、気になる方は試してみて下さい!
「打ち込むやつって何?」って思ってる方もいると思いますので、これから詳しく説明します。
棚の固定方法
今回棚の固定に使用した材料はこちらです。
上記に紹介しましたが、こちらのサイズでおそらく合うと思います。
もし不安方は、ホームセンターで店員さんに聞けばすぐに分かると思います。
ボードアンカーを穴に差し込んで、上からビスで留めるという至ってシンプルな方法です。
○ボードアンカーのサイズ感について
・下穴径8mm:入れ込むのがきついが、しっかりはまった感がある
・下穴形6mm:入れ込むのは容易であるが、ビスとアンカーが一緒に回る
どちらのサイズも試しましたが、棚の強度に関しては問題ありません。
ちなみに、オススメは8mmのサイズです。
穴に入れるのに苦労しますが、ネジが供回りしないので、鬱陶しさがなかったです。
6mmはスカスカで供回りしてしまいます。
8mmの場合は、ペンチなどで押しつぶして入れる形になります。
使用方法は下記の画像の通りです。
この図を見てもらえたら、なんとなくイメージが沸くのではないでしょうか?
取り付けはすごく簡単なので、女性の方でも容易に取り付けが可能ですよ。
横の板(物を置く場所)に関しては、好きな高さで好きなように留めてもらったらいい思います。
僕の場合は合板を使用しましたので、L型の金物を使用しました。
厚みのある板であれば、直接ビス留めでも全然大丈夫です。
・固定箇所は、下の4箇所のみでOK
・固定方法は2つ:ねじ切りでボルト留めorボードアンカーでビス留め
・強度は問題なし
右側の棚とテーブルの制作
右側も固定方法に関しては、先ほどと同様です。
ボードアンカーを使用し、L型の金物をビス留めしています。
写真をみて左側の板に関しては、下に穴がありましたので、そこにボードアンカーを打って固定してます。
基本的には、左側の棚と同じ要領で固定しています。
少しオシャレしたかったので、下のテーブルは1バイ材を使用して組み立ててます。
みなさんが気になるのは、開閉式のテーブルだと思いますので、その点についてはこれから説明します。
開閉式テーブルの取り付け方法
僕が開閉式にしようと思った訳は2つあります。
・テーブルのスペースを広くしたい
・ポータブル電源を隠したい
上記の理由で、テーブルの作成に取り掛かりました。
使用したアイテムはこちらです。
ホームセンターでも探したのですが、僕は見つけることができなかったので、Amazonで購入しました。
開閉式を作るならこれが一番いいと思います。
開いた中の様子は、このような感じになっています。
まずは、廃材の切れ端を使用して、金物を留める箇所を作りました。
留め方はなんでもいいと思いますが、僕の場合はL型の金物を上下につけて取り付けています。
そこに金物を取り付けて、テーブルを固定すれば完成です。
かなり簡単なので、オススメです!
取り付けのポイント
・取り付け前に金物を廃材に固定しておく
・高さはしっかり合わせること
・購入前にサイズ感をしっかり確認しておく
先に金物を廃材に固定しておく方が、スムーズに取り付けることができます。
後からでも、全然取り付け可能ですので、やりやすい方で行って下さい。
購入前にサイズだけはしっかり確認しておいて下さいね。
上に出しているのは20cmと30cmですので、購入するのであれば、テーブルの長さにあわせて下さい。
棚の強度について
棚を作成し、物を乗せた状態で数100km走りましたが、今のとこ問題はありません。
初めの方は、正直なところ不安がありましたが、がたつきやぐらつきはありません。
ものを置く部分をしっかり固定すれば、縦の板もぐらつきはなくなります。
もし、不安な方がいるのであれば、土台の方にもL型の金物で取り付けることをオススメします。
そうした場合、土台を取り外しするのも少し時間がかかるので、その点だけ注意して下さい。
・強度に関しては問題なし
・ぐらつき・ガタつきもなし
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は棚の制作を行いました、僕自身初心者ですが、このぐらいなら作り上げることができました。
DIYは色々考えて、作り上がった時の達成感がたまらないんですよね。
みなさんも興味ある方は、是非やってみて下さい。
次はソーラーパネルを設置したいと思います。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。
YouTubeもやってますので、是非遊びに来てください!