みなさん、電気工事の工具とか興味ないですか?何の工具使ってるんやろって?
私も、実際に働くまでは工具のことは全く知りませんでした。
そこで私が実際に電気関係の仕事に努めて感じたことを踏まえ、オススメ工具の紹介をしていきたいと思います。
街の電気工事屋さんとはちょっと違う業種なので、特殊なものが入るかも知れません。
手動工具と電動工具に分けて紹介しますので、是非読んでください!
手動工具
ペンチ
いきなりこれかよ!って思った方すいません。
でも、これがないと仕事ができないんです。
電気工事の方は、電線の被覆をナイフではなくペンチで剥いだりする事がよくあります。
電気工事において一番大事な工具と言ってもいいでしょう!
ちなみに、私は22sqぐらいまでなら切断できるような強力なペンチを使用しておりました。小さいペンチを使うより、色んな線が簡単に切れるのでオススメです。
ラチェット
ラチェットはナットを締めたり緩めたりする時に使用します。
たまに、ハンマー代わりに使ってる人もいますけどね。笑
本来の用途ではないです。
大きさは様々あるので、業種によって使っているサイズが違ったりします。
自分がよく現場で使用する、ナットの径にあったラチェットを選ぶのがいいです。
8・10・12・13・14・15・17・19mmとあり付け替えることで様々なナットを締める事が可能です。
もし、もっと大きいナットを締めたい時は、ソケットのみを購入すれば付け替えれるのでこれを持っておけば大概のナットは締める事が出来ます!
ドライバー
ドライバーは差し替えでき、プラスマイナス兼用できるものがオススメです。
兼用できないものは2本持つことになるので手間がかかります。
差し替えできるものは、その場で差し替えることでプラスとマイナスどちらでも使用する事ができるのでオススメです。
ケーブルカッター
これも結構使用頻度高めです!
ケーブルカッターは切る専門です!ペンチの最強版と思ってもらえばいいです。
工事する時にどうしても太い線を切断する時があるんですけど、その時にこれを使用します。
下に紹介しているのが私が使用していた工具ですが、60sqまで切れるものを使用しておりました。
また、樹脂製のモールはこれで切断できるので使い勝手がよかったです。
圧着工具
スリーブを圧着する時に使用する工具です。
屋内の電気配線の工事の時に使用します。
第2種電気工事士の資格を持っている方なら、分かるのではないでしょうか?
電線同士をつなげるために、リングスリーブというものを使用し圧着します。そうする事で電線がつながるので電気を流せるようになります。
電工ナイフ
電気工事においてナイフは必需品です。
電線の被覆を剥ぐのはもちろんですが、テープなどの切断にも使用します。
下に紹介している物は、実際に私も使用しておりました。ナイフケースが付いており安全な構造となっております。
また、使い心地もよく切れるイメージが強いです。
その分勢い余って怪我しそうになったこともありましたけど。
電動工具
マルチインパクトドライバー
これ聞いたことありますか?こいつがすごいんです!
普通はインパクトとドリルって別物なんですけど、これはそれが1つになっています。
上についている切り替えで、ドリルとインパクトを切り替える事が出来ます。
現場に2つ持っていかなくていいんですよね。
ドリルにはHIGHとLOWの切り替えもできるので用途に合わせて使用する事が出来ます。
ソケット差込部分の形が決まっているので、今まで使ってたドリルのソケットが入らない可能性があるので要注意です!
電動ドライバー(ペン型ドライバー)
こちらはその名の通りペンみたいなドライバーです。
上のマルチインパクトには威力は劣りますが、細かい作業する時に非常に役に立ちます。
また、比較的小さいため、電機工事業者が腰につけている袋にも容易に入ります。
私が、仕事をしている時は常に持ち歩いてました!そのぐらい活躍します!
電動インパクトドライバー
マルチインパクトじゃなくて普通のインパクトがいいという方はこちらですね。
普通の電動インパクトです。これがあれば大抵の物は締める事が出来ます。
業者さんで持ってない方はいないんじゃないですかね。
それぐらい皆さん持っているイメージです。
電動ドリル
電動ドリルになります。
コンクリートやも木材に穴を開けたりする時に使用します。
先ほども説明しましたが、基本はじめに説明したマルチインパクトがあれば対応可能です。
ただ、インパクトを使用する事がないという方はこちらだけ持っていれば大丈夫です。
まとめ
いかがだったでしょうか?
私は、電気関係の仕事をしていたため工具には結構詳しい方です。
他にも様々な工具がありますが、今回紹介した工具が主に使用する工具です。
最近は、手動が無くなってきてほとんど電動工具です。電動工具の方が効率がいいですし、疲れも半減します。
自分に合った工具の選定をし、安全に工事を進めてください!