あなたは、現在一人暮らしをしていて会社を辞めようとしていますか?
退職するということは、有給を使って休みがたくさん取れますし、退職金も入ります。
しかし、転職先が決まってなければ、「お金は減っていく」という事を忘れないでください。
本記事では、下記のようなことについて書いています。
✔︎本記事で分かる内容
・一人暮らしをしていて退職する場合の注意点
・退職後に必要なお金はいくらなのか
・一人暮らしで退職して、実際に感じた事
僕自身も一人暮らしをしていて、退職しました。
転職先も決まっておらず、無職の状態で退職しましたので収入源は0です。
同じ境遇の人がいるならと思い、この記事を書いています。
それでは、一人暮らしが退職する時に注意するべき事について説明していきます。
一人暮らしで仕事を辞めても大丈夫?
結論を言えば、大丈夫です。
退職してお金がなくても、バイトしたり物を売ったりすればなんとかなります。
しかし、退職して苦しくなるか、少しでも楽になるかはあなた次第です。
退職すれば、支払うお金がたくさんあることを知っていますか?
「退職金を貰える!嬉しい!」これは危険です。
しっかり、退職する時に失うお金のことについても知っておかないと、そのまま一人暮らしを続けると大変な事になります。
これからは、注意すべき点について詳しく説明していきます。
一人暮らしが仕事を辞める時に注意する事
仕事が楽しくないからと言って、後先考えずに仕事を辞めると大変な事になります。
一人暮らしが仕事を辞める時に注意すべき点は、主に5つあります。
○退職時に注意すべき点5つ
・現在の貯金はいくらあるのか
・会社を辞める時に入ってくるお金は?
・毎月の支出は把握できているか
・「税金・保険・年金」の支払いについて把握できているか
・今後の予定は決まっているか
注意すべき点は、上記にあげた5つになります。
僕が実際に一人暮らしの無職を経験したので、これを把握しておけばなんとか生き延びれます。
具体的な金額等も、把握しておきたいですよね?
その辺については、これから詳しく説明してきます。
現在の貯金はいくらあるのか
あなたは、今手元に貯金はいくらありますか?
転職をすぐに考えてる方は、そこまで多くなくても大丈夫でしょう。
しかし退職後の事を何も考えてない方は、これからの支出を考えると、手元の貯金に100万円は欲しいところです。
その理由はこれから話していきますが、もしあなたが「退職金があるから大丈夫」みたいな考えなら危険です。
働いた年数にもよりますが、あなたが想像しているより少ないでしょう。
貯金額に関しては多ければ多いほどいいですが、100万円を基準に考えてもらえればいいです。
・手元に100万円の貯金はあった方が良い
・貯金は多ければ多いほど良い
・退職金は思ったよりも少ないと考えよう
会社を辞める時に入ってくるお金は?
退職した際に入ってくるお金を知っておく事で、心の余裕が違います。
しかし、正式に退職が決まるまでは、実際の退職金は分かりません。
なので今回は、参考としまして僕が退職した時に入ってきた金額を公表します。
○高卒入社8年目で退職
・退職金:約140万円
・持ち株:約20万円
・その他諸々:約10万円
※財形貯蓄等は貯金として計算しているので除いています
8年間働いて、このような感じでした。
持ち株は、勤め先の株を毎月給料から少額買っていたものです。
その他諸々は、組合からのお金や退職金とは別に、お祝いのような感じで頂いたものになります。
僕の勤続年数を基準に、大体の退職金の値段を考えて貰えば良いと思います。
退職金も自分が想像しているより少ないと思いますので、あまり期待しない方がいいでしょう。
毎月の支出は把握できているか
支出を把握しておくことは重要です。
一人暮らしならば、家賃なども含めると1ヶ月10万円以下には抑えたいですね。
多めに見積もっての10万円ですので、これはかなり贅沢です。
それを超えるようであれば、住んでる家を見直すなどして、無駄な部分を削りましょう。
正直言って、退職して無職ならば10万円はかなり厳しいです。
節約できるポイントは下記の通りです。
○節約するポイント
・家賃の見直し(住んでる場所や広さ)
・飲み代や娯楽費などは削る
・携帯代や通信費等見直し(格安スマホ【UQモバイル】等)
・保険などの見直し
意外と働いてる時は気にならなかったものも、仕事を辞める事によってかなりの負担になってきます。
現状の支出を確認しておき、退職後出来るだけ貯金を崩さなくていいようにしておきましょう。
「税金・保険・年金」の支払いを把握しているか
今まで給料から天引きされていた税金は、退職する事によって一気にあなたに請求がきます。
退職の時期にもよりますが、僕の場合、「税金・保険・年金」で60万円近く払うことになりました。
退職金なんてあってないようなものです。
豪遊できると思ってたら痛い目に合うので気をつけて下さいね。
また、会社の健康保険に入っていた方は、国民健康保険に切り替えると2倍近く支払う額が上がります。
この辺を何も知らずに退職してしまうと、「いつの間にかお金がなくなってた」という風になりかねないので注意が必要です。
参考に関連のあるサイトを貼っておきますので、興味ある方はご覧ください。
・保険:退職後の保険について
・税金:退職後の税金について
・年金:退職後の年金について
今後の予定は決まっているか
転職先が決まっているなら、なにも問題はありませんので、このまま一人暮らしを続けても全然大丈夫です。
一方、転職先が決まってなく、これからも転職の予定がないという方は気をつけましょう。
「無職・一人暮らし」は地獄です。
一人暮らしを続けるなら、ただただお金は減り続ける一方です。
バイトをするという選択肢がありますが、メリットとデメリットを説明しておきます。
○メリット
・お金がすぐに手に入る
・自由にシフトを組める為、自分の時間が作れる
○デメリット
・正社員時代ほど稼げるか分からない
・お金を沢山稼ごうと思ったら、正社員の時と働き方は変わらない
将来自分がどうなりたいのかしっかり考えておきましょう。
転職するのか、フリーランスでお金を稼ぐのか、それとも起業するのか道は沢山あると思います。
転職を考えるのであれば、ハローワークに通う事を考えると思いますが、正直に言ってしまうと、あまり良い求人はないです。
個人的なオススメは、会員登録無料の転職サイト【DODA】をオススメします。
自分で求人を探すのではなく、エージェントがあなたにあった求人を探してくれます。
また、非公開の求人も取り扱っているので、ハローワークでは探すことの出来ない会社も見つかります。
今後自分にあった仕事を探したいという方は、登録してみてはいかがでしょうか?
実際に一人暮らしで辞めてみて感じた事
実際に僕は、1人暮らしで会社を辞めたのですが、思ったことは3つあります。
・お金は予想以上になくなる
・「税金・保険・年金」の支払いが多い
・工夫次第でなんとかなる
上記に書いた通りなんですが、お金は予想以上なくなります。
「税金・保険・年金」に関しても一応計算していたのですが、所詮自分でおおまかに出しただけなので、自分が想像いていた以上に支払いました。
でも、工夫次第でなんとでもなります。
働いている時には気づかなかった、無駄な出費や毎月支払っているものを見直すと支出は抑えられます。
退職する前に「もう少しちゃんと計算しておけばよかったな」と思いました。
一人暮らしで退職を考えているなら、事前にやれることはやっておいた方が良いです。
仮に退職しなかったとしても、支出を見直しただけで損はないですからね。
結論「好きなように生きれば良い」
なんか投げやりみたいな言葉になりましたけど、そんな事はないですよ。
これは、あなたが感じたように進めば良いという事です。
この記事を読んでいる方が、辞めようと考えている時か、辞めるのが決まった後かは分かりませんが、この記事を読んで、「少し不安だな」と思えば退職の時期をずらせば良いですし、「あっ!これなら大丈夫」と思ったなら退職したら良いと思います。
最後に決めるのはあなた自身です。
何点か注意点を挙げましたが、この記事を読んで自分で考えれば、今一人暮らしをしていて会社を退職できるのかどうかは判断できると思います。
もし、退職するのが不安であったり、退職させてもらえないという方がいたら、退職代行を利用してみて下さい。
詳しくは、記事にまとめましたので気になる方はご覧ください。
まとめ
いかがだったでしょうか?
一人暮らしで会社を辞めるときの注意点は、今回紹介した通りです。
事前に知っておける事ばかりなので、色々計算したりしてみて下さい。
意外と支払いなどが多い事に気づくと思いますよ。
最悪の場合は、実家に駆け込むのも選択肢に入れておいた方が良いと思います。
どうしても嫌なら、意地でもお金を稼ぐ方法を身につけましょう。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。